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江戸っ子も呑んでた!梅酒を古酒でつけた酒がおいしすぎる理由とは?

今回は日本酒の古酒が使われている梅酒についてご紹介します。

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江戸っ子も呑んでた!梅酒を古酒でつけた酒がおいしすぎる理由とは?

梅酒というとおばあちゃんの手作りや、実家の味なんかを思い出す呑んべぇさんも多いのではないでしょうか。

日本では、梅の旬になると、スーパーなどでもホワイトリカーや氷砂糖など、梅酒づくりのセットが売られていますよね!

それもそのはず梅酒作りは江戸時代から行われていて、とても古くから私達に親しまれてきたお酒なんです。

その際にはすでに熟成の進んだ古酒が用いられてきました。

実はこの古酒でつけた梅酒が、びっくりするほど美味しいんです!

今回はそんな古酒が使われていた梅酒についてご紹介します。

梅酒造りに古酒がつかわれていた理由


現代では、梅酒には主にホワイトリカーという蒸留酒を使用して造りますね。

では、ホワイトリカーのなかった江戸時代では、どうのように造られていたのでしょうか。

「本朝食鑑」には江戸時代の食物に関する記述が豊富で、梅酒作りについても記述があります。

醸造酒である日本酒は腐りやすいので、そのままでは梅酒に使えません。

そこで「火入れ」という工程を加えますが、人の感覚でやるので不安定でした。

それに対して、長期貯蔵された古酒であれば火入れも済んでいて腐りにくいので梅酒造りに適しているとされ、当時の梅酒は古酒を使用していました。

現在でも、一部の酒造メーカーが古酒を使った梅酒を販売しています。

梅酒の原料となっていた古酒とは?


では古酒とはいったいどのようなお酒でしょうか?

古酒とは、日本酒を長期熟成させたものです。

日本酒を腐らないように65度ほどにあげて「火入れ」をくりかえし熟成が進んだ古酒は、それ以上腐ることはありません。

現在でも3年以上熟成が進んだ蒸留酒は腐らないといわれています。

日本酒は無色透明ですが、熟成させているうちに黄金色や琥珀色となり、熟成の香りがただようまろやかな味になります。

古酒は熟成がすすむにつれて黒糖やカラメル、メープルシロップのような複雑で深い香りをもち、甘くて、深い味わいになります。

こんなにおいしい古酒で、梅酒を作っていたなんて、ちょっとうらやましいですよね!

江戸時代の日本人にとって古酒でつけられた梅酒はさぞ美味しかったことでしょう。

江戸時代の梅酒!古酒での作り方と効能


「本朝食鑑」の記載によると、梅酒は喉の渇きを癒したり、痰を消すなどの効果があると言います。

食欲増進効果もあり、毒消し効果も期待できるとあります。

梅酒は薬としても用いられていたんですね。

ここで、江戸時代の梅酒の作り方をご紹介しましょう。

手頃な大きさの半熟梅を2升用意して、稲わらの灰汁に一晩浸します。

それを取り出してから梅の周りを拭き取り、再びお酒で洗い流します。

それから好みの古酒に漬けて、白砂糖7斤と一緒に甕等に詰めます。

20日くらい経てば飲み頃となるので、梅を取り出して保存しました。

又は梅を取り出さないで、熟成させることもありました。

文献の中でも、年月を重ねるほどよくなると書かれています。

梅酒はお酒としても、中身の梅を食用にしても重宝できると締めくくられています。

今でも味わえる古酒で造られた梅酒とは


焼酎やホワイトリカーでつけた梅酒も美味しいですが、この江戸時代に造られていた古酒の梅酒は濃厚でとろけるような口当たりの至高の一杯です。

そんな梅酒、味わってみたいですよね。

実は現在でも古酒を使った梅酒が作られれています。

長期熟成させた古酒は貴重ですが、江戸時代からの伝統ある味を堪能することができます。

はたちの梅酒

天保6年創業の酒蔵「達磨政宗」が造る、古酒で漬けられた梅酒です。

はたちの梅酒はその名の通り20年も熟成がすすんだ古酒でつくられた梅酒です。

はたちの記念に、20周年のプレゼントなどにもおすすめです。

はたちの梅酒 出典:amazon

はたちの梅酒

容量:300ml
アルコール度:11度
原材料名:清酒、梅、氷砂糖

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