梅酒の起源!薬だったお酒が日本中に愛されるようになったワケとは

今回は意外と知らない梅酒の起源について、詳しくご説明します。

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梅酒の起源!薬だったお酒が日本中に愛されるようになったワケとは

梅酒といえば、呑んべぇはもちろん、お酒が苦手な人でも一度は飲んだことのあるお馴染みのお酒ですよね!

ご家庭でつけたり、市販のものを買ったりとお酒の中でも幅広く愛されているお酒だと思います。

梅酒はお酒の中でも健康にいいと言われており、様々な効果も知られています。

この美味しくて体にもよい梅酒は、実は私達日本人にはかなり古くから愛されていて、とっても歴史が長いのです。

今回は意外と知らない梅酒の起源について、詳しくご説明します。

起源を知ると、より一層梅酒のことが大好きになるかもしれませんよ!

実は古い梅酒の起源


まずは、梅酒の原料となる梅ですが、梅干しが国民食であることからもわかる通り、とても日本人とは長いお付き合いです。

梅の実をお酒につけて保存するという保存方法は奈良時代には始まっていたようです。

また梅を干して活用するという文化は、平安時代にはすでに広まっていましたので梅干しはすでにその頃には存在していたということですね。

現代の梅酒に近い飲み物としての梅酒造りが始まったのは、江戸時代といわれています。

『本朝食艦』に梅酒の作り方が書かれているのですが、『本朝食艦』が編纂されたのが江戸中期と言われているので、この頃にはすでに梅酒の作り方が周知されていたことになります。

当時は梅酒に使われている砂糖が高価なものだったことから、庶民が日常的に愛飲していたわけではなく、位が高い人や、病気の時に薬として飲んでいたようです。

誰でも飲めるようになった梅酒の起源とは


梅酒が一般の人に広く普及したのは、もっと時代が下ってからです。

梅酒には血流促進や食欲増進などさまざまな健康効果があるといわれています。

そのため江戸時代の梅酒は薬用酒として知られ、梅の加工品なども農家が販売していたようです。

そんな梅酒が、さらに私達庶民に広まったのは、梅酒が市販品として発売された1959年以降といえるでしょう。

日本を代表する梅酒メーカーであるチョーヤが梅酒の販売を始めたのが1959年でした。

その後1962年に酒税法が改正され、自家製の梅酒造りが認められると、本来広く根付いていたうえに手軽にできる「梅酒」は一躍ブームとなり、各家庭で梅酒が漬けられて沢山の人々に愛されるようになったのです。

現代の梅酒人気は、江戸時代から薬用酒として知られていたことと、家庭でも果実酒が漬けられるようになったこと、そして梅酒を販売するメーカーが登場したことという、様々な要因があってのことだったんです。

もちろん、梅酒が手軽にできてとっても美味しいというのも大事ですね!

梅酒の起源の謎!混ぜても違法にならないの?


許可なくお酒を造ると違法になる…というのを聞いたことはありませんか?

私も長年不思議だったのですが、家で勝手にお酒を造るのは違法なのに、なぜ梅酒を漬けても捕まらないのでしょうか。

実は発酵させてアルコールを作ることは禁止されていますが、すでに度数が高く、出来上がっているお酒に果実をつけることは違法にはならないのです。

また個人で楽しむ、家で飲む分にも禁止されていません。

ですので、家で梅酒を漬けて、自分で楽しむ分には法に触れていないのです。

梅の他にも、かりんやゆずなど様々な果実酒を家で漬けるのも問題ありません。

ただし、アルコール度数が20%以下のお酒を使用したり、糖類(米や麦など)、ブドウなどを漬けることはアルコール発酵が進んでしまうので禁止されています。

家で果実酒を漬けたいときは、アルコールの度数を確認し、禁止されている食材ではないか確認してくださいね!

今飲める喜び!梅酒の起源に感謝して乾杯!


古くは、庶民には手が入りにくかった梅酒ですが、今やコンビニでも気軽に買え、自宅でも手軽に造ることができるようになりました。

我が家では祖母のつけた梅酒や、自分が産まれた年に漬けた梅酒など記念の梅酒をお正月に呑んだりして楽しんでいます。

熟成された梅酒は、本当にまろやかでおいしいですよね!

また、ソーダ割やお湯割りなど様々な楽しみ方ができるのも梅酒のすばらしいところです。

ぜひともこの現代に梅酒が広まったことに感謝して、今日の一杯を飲みたいですね!

   
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