意外?リキュールとチューハイの違いが世間の誤解を招きまくってる訳

今回は誤解を招きやすいリキュールとチューハイの違いについてご説明します。

  • メンバー
  • 作成日:
65view
favorite
意外?リキュールとチューハイの違いが世間の誤解を招きまくってる訳

「リキュールとチューハイってどう違うの?」と聞かれたらあなたはどう説明しますか?

え、原料が違うんじゃないかな?くらいしか思い浮かばなかったりしますよね。

でも、実はチューハイの缶にリキュールって書いてあるんです。

「えっ、チューハイがリキュール?」って頭がこんがらがってしまいますよね!

リキュールといえば、カクテルなどに使うあの甘いお酒、です。

チューハイといえば、焼酎を割った飲み物のはずなのに、なぜチューハイがリキュールなのでしょうか。

実はリキュールとチューハイって、とっても似ていてややこしいんです。

今回は誤解を招きやすいリキュールとチューハイの違いについてご説明します。

一般的なリキュールとチューハイの違い


もし、「リキュールとチューハイってどう違うの?」と聞かれたら、「基本はベースのお酒が違う」と説明してください。

リキュールとは蒸留酒をベースにして作られたお酒で、ウォッカやラムなど様々な蒸留酒がベースになっています。

そのベースの蒸留酒にハーブやフルーツ、ナッツなどさの原料を加えて蒸留させたり、漬け込むという作業の末に製品化されたお酒のことです。

チューハイは焼酎をベースにしたお酒で、焼酎をソフトドリンクで割った飲み方のことです。

チューハイの語源は「焼酎ハイボール」からきていて、ウイスキーの炭酸割を「ハイボール」といいますが、それの焼酎版といった意味合いです。

リキュールはあくまで製品なので、蒸留酒にハーブや果汁などを加えたものをボトルにして製品化し、お酒として販売しています。

このリキュールにソーダやジュースを加えると「カクテル」になります。

チューハイは、焼酎が製品であくまでそれを炭酸やジュースなどで割った「飲み方」です。

居酒屋さんでは「レモンチューハイ」などのメニューがありますが、つまり「カシスオレンジ」などのカクテルと、「レモンチューハイ」は飲み方として同じ位置にあります。

この場合、リキュールはあくまで、「クレーム・ド・カシス」というお酒の製品をさしています。

チューハイは「いいちこ」や「鏡月」など焼酎の製品を「レモンとソーダで割った」飲み物ですので、リキュールとチューハイは、製品と飲み方という違いがあるのですね。

リキュールなの?チューハイなの?違いが招く誤解


先ほど、リキュールは、蒸留酒に風味を加えた製品で、チューハイは焼酎をソフトドリンクで割った飲み方、とご説明しました。

ここで勘のいい呑んべぇさんはお気づきだと思いますが実は、焼酎って「蒸留酒」なんです。

ですから、チューハイは製品化すると「リキュール」になってしまうんです。

ここ!誤解してしまいますよね。あーウォッカと焼酎は違うもんなぁと納得しちゃいがちですが、実はウォッカも焼酎も同じ蒸留酒なのです。

チューハイを製品化したものってつまり「缶チューハイ」ですよね。

私も大好きな缶チューハイですが、よく見ると「リキュール」ときちんと書いてあるのです。

日本の酒類では、リキュールは酒類と糖類を原料とした種類でエキス分が2度以上あり、他の酒類に分類されないものとされています。

つまりお酒をベースにしていて、糖類などが加えられていて他のお酒(みりんや発泡酒など)に分類されていないものは「リキュール」なんです。

チューハイなのにリキュールとはなんで?と思っていましたが、きちんと理由があったのです。

ではリキュールと缶チューハイに違いはあるのか?


前章で焼酎をソフトドリンクで割った「チューハイ」を製品化して「缶チューハイ」にするとリキュールになってしまうという謎が解けましたね。

でも、缶チューハイ好きの呑んべぇさんならご存じかと思いますが、実は最近の「缶チューハイ」は焼酎で造られておりません。

ええっ何から出来ているの?と思った方は、ちょっといつもの缶チューハイの原材料を見てみましょう。

そうです!ウォッカです。ウォッカをベースにできているのです。

これも誤解を招きますよね!チューハイという名前がついているからには、焼酎から出来ていると思うじゃないですか。

でもウォッカとか、スピリッツとか書いてあるんです。

もはやチューハイが「焼酎ハイボール」を語源にしていたなんて過去は遠くに去りました。

近年販売されている「缶チューハイ」はウォッカのジュース割りなのです。

そうなるともう、蒸留酒であるウォッカに果汁を加えてできたお酒である「缶チューハイ」はリキュールであることは間違いありません。

しかも日本の酒類も先ほどご説明しましたが、実は日本の酒類ではリキュールを「蒸留酒」ベースと限定していません。

お酒を原料にしていればすべてリキュールなので、これがビールでも日本酒でもウイスキーでもリキュールです。

つまり、ビールに果汁などを加えたものもリキュールですし、ウイスキーにレモンと炭酸を加えたハイボールもリキュールです。

ここまでくるとコンビニやディスカウントストアで売っている製品化された「缶チューハイ」はリキュールである、と言っていいと思います。

ですが、最初に述べたように、自分で作ったりバーで飲んだりする時は、リキュールは「蒸留酒に風味を加えたお酒」でチューハイは「焼酎にソフトドリンクを加えた飲み方」という認識で問題ありません。

リキュールとチューハイの違いって、とってもややこしいですね!

この記事を書いた人
メンバー

最新記事

記事バナー3