イギリスで愛され続けるパブの魅力とは

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18世紀ころにイギリスで発祥したと言われるパブは、public house(公共の家)の名の通り、町に住む人々の社交場として誕生しました。最初のころは酒の提供だけではなく、簡易宿泊所や雑貨屋も営んでいましたが、現在では酒場としての役割だけが残っています。現在、イギリスには5万数千軒のパブが全国各地に存在し、今でも人々に愛され続けています。古い歴史を誇る店では、古色蒼然たる建物を大事に、昔ながらの姿で営業を続けています。日本でいうパブとは異なり、決して賑やかな場所ではなく、静かな雰囲気の中でお酒を楽しむ場所です。お酒好きならイギリスに旅行したならば、是非訪れてみたい場所です。そんなイギリスのパブの魅力について考えてみたいと思います。

イギリスのパブはどんなところ

昔のパブには階級制度があり、ホワイトカラーとブルーカラーの人とは交わることがないように入り口が分けられていて、室内の造りも質素な部屋と内装にお金をかけた部屋とに分かれていました。また、男しか入場を許さない店も多く、閉鎖的な雰囲気があった模様です。勿論、今ではそんなことは無く、女性でも安心して楽しむことが出来る場所です。新規開店の店は少なく、歴史を誇る店も沢山残っています。カウンターとテーブルを備えた造りの店が多く、カウンターでバーテンダーに注文し、キャッシュ・オン・デリバリーで支払いを済ませます。大きな店にはウェイトレスがいるところもありますが、ほとんどはバーテンダーがいるだけですので、テーブル席の客もカウンターまで取りに行きます。ロンドンの「パブ・カムデンタウン」やエディンバラにある「リリイズバー」など、今では観光名所になっている老舗も数多く残っています。

イギリスのパブの飲み物のトップは

イギリスと言えばビールが有名です。イギリスで良く飲まれているビールにはエール、スタウト、ラガーという種類があります。パブのカウンターにはビールサーバーが並び、その店自慢のビールが供されます。パブで最も飲まれているのがエールです。「ロンドン・プライド」という銘柄が有名で、ロンドンの誇りと呼ばれるだけあり、数々の国際コンクールの受賞歴があり、シェアも常に上位にあります。ロンドンのパブでエールとだけ注文すると、このビールを出されることが多いので、覚えておくと良いでしょう。スタウトの中には日本でもおなじみの「ギネス」があります。お隣のアイルランドの銘柄ですが、イギリス人に愛されているブランドで、苦み走った大人の味です。イギリスの店で出されるビールは、日本と比べてあまり冷えていません。イギリス人にはちょうど良い温度なのでしょうが、知らないと馬鹿にされたと勘違いしそうです。

ギリスのパブでビール以外の飲み物は

ビール以外で良く飲まれるのがウィスキーです。イギリスで一般的なウィスキーと言えば、スコッチウィスキーとお隣のアイルランドのアイリッシュウィスキーです。シングルモルトとブレンデッドがあることはご存じでしょう。シングルモルトは1つの蒸留所で作られているため、蒸留所の個性が全面に押し出された味わいになっていて、飲みやすいものから少しクセのあるものまで多種多様な銘柄が揃っています。ブレンデッドウイスキーは、2種類以上のモルトウイスキーとグレーンウイスキーを混合したもので、各銘柄にはないお互いの欠点を補ったまとまりのある味わいが特徴です。日本のスナックのような薄い水割りなどにはしないで、ストレートやオンザロックで味わいたいものです。

その他のお酒としてはジンも有名です。日本のバーにも置かれている特徴的なラベルの銘柄を見ることが出来ます。日本では入手困難なトニックウォーターで作るジントニックは絶品です。

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