知っていると得する!フランスのお酒に関するマナー

  • メンバー
  • 更新日:
6view
favorite

ヨーロッパにある、歴史の古い国フランス。大昔から数々の貴族や王族が栄え、豊かな文化を築き上げた国です。そのためフランスではとても豊かな食文化が生まれました。その中でもワインはフランスが世界に誇る飲み物の1つと言われています。フランスでは世界一品質の高いワインが生産され、毎年世界中に輸出され、ワインの生産量も世界一と言われています。そのワインに合わせて様々な高級な料理も出現し始めました。もともと王族や貴族が栄えた国ですので、それに伴いマナーやしきたりなども定められました。マナーと言うのは周りの人間に不快な思いをさせない、気遣いのことをいいます。それではフランスにはどんなマナーがあるのでしょう。お酒に焦点を当てて、いくつかご紹介させていただきたいと思います。

フランスのお酒マナー。食前酒。

フランス料理のお店に行くと、必ずウェイターが料理の注文を聞く前に、食前酒の注文を尋ねてきます。この食前酒と言うのは、食事の前に少し胃を刺激するためのアルコールを最初に飲んでおき、食欲を増進させるためのお酒です。そのため、アルコール度の弱いさっぱりと飲めるお酒が食前酒として注文されます。具体的に挙げるとシャンペン、シェリー酒、カクテルなどが代表的な食前酒となります。しかしながらこの食前酒を必ず飲まないといけないというわけではありません。お酒を飲めない人もこの世にはたくさんいらっしゃいます。その場合食前酒は頼まなくても全く問題はありません。時々食前酒にビールを頼みたいと言う方がいらっしゃいますが、その店にビールがあれば注文しても特に問題はありません。しかしすべての人に当てはまるわけでは無いのですが、ビールとフランス料理と言うのは全く合わないというのが、定番の意見です。

フランスのお酒マナー。女性はお酒を注がない。

フランスではお酒をグラスに注ぐのは男性の仕事です。フランスはレディーファーストが徹底しています。レストランに到着をしてドアを開けるのは男性、先にドアを通るのは女性、お店の中に入ってもウェイターは必ず女性を先に椅子を進めます。そして女性の席は必ず景色がよく見え、居心地の良い方となります。このレディーファーストのシステムは、フランスでは徹底されていて、料理を注文してからも、女性のグラスにお酒を注ぐのは男性の役目です。フランス人が日本へ来て驚く事なのですが、女性が男性にお酒を注ぐのを見ると、「日本人の女性が男性にお酒を注ぐのは、芸者の国だから」と、いう認識があるようです。日本では男性女性にかかわらず、お互いがお酒を注ぎ合う光景が見られるのですが、フランス人にとってはこの光景はとても不思議なものなのでしょう。

フランスのお酒マナー。ソースは最後まで。

フランス料理店などのお店でお酒を飲むと、そのお酒に合った料理を注文するのですが、フランス料理にはとても細かいテーブルマナーがあります。これは日本人にはあまりなじみがありません。しかしマナーというのは、人を不快にさせないためのものです。大きな音を立てて食べるなどという非常識なことさえなければ問題ありません。しかしフランス料理にはテーブルマナーとは別に、守るべきマナーというのがあります。それはフランス料理に添えられるソースのことです。フランス料理にはよくソースが使われます。このソースはフランス料理の料理人にとっては命に変わるもので、それぞれのシェフが独自のオリジナルソースを持っています。このソースは何年もの歳月を経て完成をさせていくのです。具だけを食べてソースを残す人がいますが、フランス料理の場合、シェフの苦労をねぎらい、敬意を表すためにソースは1滴も残さず食べるようにするのがマナーなのです。

フランスのお酒マナー。最後の1滴は独身の人に!

フランス人はよくホームパーティーを開きます。レストランで外食するのではなく、誰かの家に集まって、ワインを開け、料理を持ち寄りパーティーをするのがフランス人は大好きなのです。ホームパーティーの主人公はやはりワインとなります。そしてそれぞれがご自慢の料理を持ち寄り楽しいパーティーが終了する頃、ワインのボトルに残った最後の1滴が、独身の人のグラスに振舞われます。これはどういった意味があるのでしょうか?ワインボトルの底に残った最後の1滴は幸運の塊と言われているのです。そのため独身の方に最高の幸せな結婚が訪れるように、最後の1滴は独身の人のグラスに振る舞われるのです。最後の1滴が独身の人に振る舞われたら「もうすぐ結婚だねぇ」なんて一言が飛び交います。フランスに古くから伝わる、縁起かつぎの迷信です。

フランスのお酒マナー。まとめ。

いろんなマナーをご紹介させていただきましたが、マナーというのは同じ席にいる人に不快な思いをさせないための気遣いなのです。フランスでは貴族や王族が繁栄していた時代は数多くの堅苦しいマナーがありましたが、今は21世紀。お酒や料理のマナーもかなり砕けているようですね。お酒や料理というのは基本的に人が楽しむために存在するものなのです。マナーも大切ですが、お酒やお料理を楽しむことを優先にしていきましょう。ある程度の気遣いができているのであれば問題はありません。お酒というのは1人で飲むよりも大勢で飲む方が美味しく楽しいものです。その楽しい思いを不快な思いをさせて大なしにすることがなければそれでいいと思います。

この記事を書いた人
メンバー

最新記事

記事バナー3