紹興酒や古酒などの長期熟成酒は風味や香りが深まっているのが大きな魅力

  • メンバー
  • 更新日:
9view
favorite

紹興酒は中華料理につきもののお酒です。このお酒を気軽に楽しめれば、料理やお酒の世界が広がります。紹興酒は黄酒を長期熟成したもので、浙江省紹興が原産地です。紹興酒はフランスのワインや日本の純米吟醸酒と並び、世界の三大美酒に数えられます。紹興酒には種類があり、日本人好みなのが加飯酒です。通常よりもち米が多く使われたものです。紹興酒に匹敵する日本のお酒は古酒です。古酒も熟成方法や熟成年数でタイプ分けされています。

長期熟成酒としての紹興酒の魅力

紹興酒は中華料理に付きもののお酒で、料理の味を何倍にも引き立ててくれます。それでも味わったことがない人が意外に多いもので、実に勿体ない話だと言えます。そこで今回は紹興酒の美味しさや特徴、そして長期熟成酒である古酒の魅力などをお伝えします。紹興酒や古酒を気軽に楽しめるようになれば、料理やお酒の楽しみがさらに広がります。そもそも紹興酒とは中国を代表する醸造酒で、蒸したもち米や小麦が原料となっています。中国酒の分類上は黄酒(ホアンチュウ)と表記されており、黄酒が長期熟成されたものが老酒(ラオチュウ)と呼ばれています。ラオチュウの中でも浙江省紹興で製造されたものが紹興酒となるわけです。ホアンチュウは中国4千年の歴史の中で、最も古い部類に入るお酒と言われています。その製造技術が日本に伝わり、日本の清酒が誕生したとされます。ラオチュウは熟成酒となりますが、紹興酒以外にも、上海ラオチュウなどがあります。

紹興酒は世界三大美酒のひとつ

紹興酒はフランスのワインや日本の純米吟醸酒と並び、世界の三大美酒に数えられています。このお酒の原料はもち米と麦麹ですが、そのほかの添加物や熟成期間によって種類が分かれます。

紹興酒は「もち米」「麦こうじ」「水」が主な原料です。

この基本原料以外に加える添加物と、その熟成期間によって大きく四つに分類されています。それが以下のようなものです。日本人好みの味とされるのが加飯酒で、伝統的製法で作られます。もち米を多く使うのが特徴で、熟成期間も最低3年と長めになっています。一般的な紹興酒のイメージはアルコール度数が高いお酒というものです。ただし実際には特別にアルコール濃度が高いわけでなく中国酒の中では低めとなっています。中国の庶民にとっては手軽に楽しむお酒なので、フランス人にとってのワインのように愛されてきたものです。紹興酒のアルコール度数は種類によって異なり、加飯酒の場合は15?17度です。

古酒も熟成方法などでタイプが分かれる

中国の紹興酒に匹敵するのが、日本の長期熟成酒である古酒です。古酒は長期間の熟成によって、お酒の風味や香り、色味などを深めたものです。古酒の普及や技術向上を目的として、長期熟成酒研究会も設立されています。その研究会の定義によれば、満3年以上酒蔵で熟成された、糖類添加物が入らない清酒となります。ただし吟醸酒のような酒税法上の定義はないので、それぞれの酒造会社が独自のルールで古酒と名付けています。それゆえ酒蔵や銘柄によって熟成期間にばらつきがあります。中には40年以上も熟成された古酒もあります。昨今の熟成ブームはお酒の世界にも及んでおり、長期熟成された古酒が注目を集めています。現在は熟成方法や年数などにより、大きく3タイプに分けられます。常温熟成されたのが濃熟タイプで風格を備えた味わいになります。低温熟成されたのが淡熟タイプで幅のある深い味わいが特徴です。常温と低温を併用したのが中間タイプです。

この記事を書いた人
メンバー

最新記事

記事バナー3