ビール好きなら知っておくべき、ビールがメジャーな国4選

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ビールは世界中で愛されているお酒です。ビールを愛する国といえば、ドイツなどのイメージがありますが、実際にビールがメジャーな国というのはどういった国なのでしょうか。今回は、ドイツ、ベルギー、チェコ、イギリスを取り上げ、各国のビール事情を探ります。ドイツの項目は、その深い歴史と、ピルスナーについて解説します。ベルギーの項目では、ビールの種類の異様に豊富さについて解説します。チェコの項目では、なぜこの記事でチェコを取り上げるのかをめぐる意外な秘密に始まり、チェコとラガービールの深い関係に探りを入れます。そして最後のイギリスの項目では、ラガーとエールの対立を巡る独特のビール事情などに触れます。

ビールがメジャーな国その1、ドイツ。その成立事情と、ピルスナーについて

ビールがメジャーとなっている国といえば、まず誰しも頭に思い浮かぶのが、ヨーロッパの堅実なあの国、ドイツです。ドイツ人とビールの付き合いは非常に長いと言われています。ドイツ人はゲルマン民族ですが、そのゲルマン民族がドイツで定住し始めたのは紀元前1800年ごろと言われ、その時点ではもうすでにビールが醸造されていたと言いますから、その歴史の長さは眼を見張るものがありますね。ちなみに、現在から2800年ほど前に使われていたと見られるビールジョッキがドイツで発見されているので、あながち都市伝説というわけでもなさそうです。ウンチクを傾けたいときなどに、「ドイツビールは4000年の歴史があるんだぜ」などとうそぶいてみるのも良いかもしれませんね。ドイツのビールで有名なものは、何と言ってもドイツのビール消費の3分の2をしめるとも言われるピルスナーですね。日本でビールと言って通常想定されるのも、このピルスナーです。

ビールがメジャーな国その2、ベルギー。その成立事情と、豊富なビールの種類について

ビールの国と言われて、ドイツの次に思い浮かぶのは、ベルギーではないでしょうか。ベルギーはその緯度の高さゆえ、ぶどうの生産には適さず、ワインよりビールの国になったと言われています。日本でも「ベルギービール」というのは馴染みがある言葉ですね。ただし、日本で「ベルギービール」という表現は、ラガービール以外のものだけを指すことがほとんどですが、もちろんベルギーにはラガービールもあります。いずれにせよ、ドイツが正統派のビールを好むのとは対照的に、ベルギーは非常にバラエティ豊かなビールを生産し、好んで愛飲しているのは事実で、その数、なんと1000種類以上のビールがあると言われています。ベルギーの人口は東京都より少し多い程度ですから、いかにバラエティ豊富なのかということがわかりますね。さらに、ビールそのもののバラエティだけでなく、そのビールを注ぐためのグラスにもこだわることが多くあり、銘柄ひとつひとつに違った形のグラスが作られているということも珍しくありません。

ビールがメジャーな国その3、チェコ。意外なビール好きの真相

ここで少し意外な国名が登場です。ドイツやベルギーはわかるけど、いきなりチェコ?と不思議に思う方もいらっしゃるかもしれません。しかし、実はこのチェコ、一人当たりのビール消費量がダントツトップなのです。もちろん、国全体の消費量ということになれば、人口の多い国に軍配が上がります。しかし、それを人口で割った数、つまり一人当たりの消費量ということに話を限定すれば、1年間に大瓶200本以上を飲むという計算になり、この二十数年以上、チェコが堂々の1位に輝いています。先ほど、ドイツのピルスナーが日本でもビールのイメージになっていると書きましたが、実はこのドイツのラガービールを世界中に有名にしたのも、何を隠そうこのチェコという国です。そもそもピルスナーはチェコのプルゼニという地名に由来するもので、チェコのビールでもあるのです。その源流にある本家本元のピルスナーは、ピルスナー・ウルケルの名で親しまれています。

ビールがメジャーな国その4、イギリス。その成立事情と、ラガーとエールの対立図式

ビールがメジャーな国、その最後を飾るのは、イギリスです。イギリスに古代住んでいたのはケルト民族です。その時代は、ミツバチがたくさん飛んでいて採集可能だったこともあり、ハチミツが重要な食材でした。最初はハチミツを水で薄くし、それを発酵させたミードと呼ばれるお酒を作っていたのですが、のちにハチミツはお酒としてではなく、ものを甘くするための調味料として用いられるようになりました。そのめ、お酒を他の形で作る必要が生まれ、代用品としてビールの原型に当たるものが作られたと言われています。現代でもイングランドやスコットランドは、エールビールが有名です。もちろん、ラガービールも多く飲まれていて、両者の関係が独特の酒文化を生んできたのが、イギリスの面白いところだと言えます。例えば、20世紀の後半には、エールを愛する者たちが、ラガービールブームに抵抗してエールを復活させようとする運動を起こしたりしています。

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