読めば解決!米焼酎と泡盛の違いとは?誰でもわかる4つのポイント

今回は共通点もたくさんある、米焼酎と泡盛の違いについて4つのポイントを抑えてわかりやすくご説明します!

  • メンバー
  • 作成日:
92view
favorite
読めば解決!米焼酎と泡盛の違いとは?誰でもわかる4つのポイント

呑んべぇなら、米焼酎や泡盛を飲んだことのある方も多いですよね。

九州をはじめ、米どころでも多く造られている米焼酎と沖縄の特産品である泡盛。

この2つってどう違うかご存じですか?

米焼酎は米焼酎、泡盛は泡盛でしょ!と言いたくなるところですが、実はこのお酒どちらも「米」を原料にして造られているのです。

泡盛も米焼酎も、日本独自の蒸留酒でもあります。

えっ、じゃあ何が違うの?と頭を抱えてしまいたくなりますよね。

今回は共通点もたくさんある、米焼酎と泡盛の違いについて4つのポイントを抑えてわかりやすくご説明します!

【01】微妙に違う?米焼酎と泡盛の原料の違いとは


米焼酎と泡盛はどちらも「米」から造られているのですが、まずはその原料とする「米」に違いがあります。

泡盛は米と言ってもインディ種に分類されるタイ米を原料にしています。

日本のお米と比べると、ちょっと細長くて粘り気がないのが特徴です。

そのため、泡盛を飲めば、タイ米の特有の甘みを感じることができるようになっています。

タイ米の方がコクが深くなる傾向があり、泡盛独特の味に影響を与えています。

それに対し、米焼酎に使われているのはジャポニカ種のジャポニカ米です。

私達に馴染みのあるいわゆる「お米」ですね!

米焼酎と泡盛の違いは、まず主原料のお米にあったのです。

【02】さらなる米焼酎と泡盛の麹の違いについて


泡盛と米焼酎では使用されている麹にも違いがあります。

焼酎を作るときに欠かせないものとして麹がありますが、これは原料を糖化させるために必要になります。

一般的には米焼酎には白麹を使用していますが、泡盛には黒麹が使用されています。

米焼酎にも白麹以外に黒麹や黄麹菌や白麹菌を使用しているものもありますが、泡盛の場合は黒麹を使用しなくてはならないという原則があります。

泡盛に使われている黒麹は麹菌の中でもクエン酸を多く含んでおり、お酒の腐敗を防ぐ効果があるといわれています。

泡盛が作られる沖縄は気温が高温であり、湿度も高いので雑菌が繁殖しやすいのですが、黒麹を使用することで抑えることができます。

泡盛は黒麹を使用しているため味わいにも酸味を感じることがあり、辛口になることも多いとされています。

米焼酎であれば使用されている麹でいろいろな味わいを作ることができるので、比較的甘口なものもあり、この点でも泡盛と違いがあります。

【03】工程にも差が!米焼酎や泡盛の仕込みの違い


米焼酎と泡盛では仕込みにも違いが出てきます。

多くの本格焼酎では二次仕込みという方法で作られており、これは米麹と酵母で醪を作ってから米や芋などの原料と水を加えて発酵させ、2度に分けて仕込んでいく方法になります。

米焼酎もこのように作られていきますが、泡盛の場合は全麹仕込みという方法で行われていきます。

これは、原料を全て麹にして、水と酵母を加えて発酵させる方法になります。

泡盛と米焼酎では仕込みにも違いがあるため、味わいや風味なども変わってきます。

沖縄で全麹仕込みが使用されているのは、やはり気候に影響があるためです。

沖縄では暑い気候が続くため、醪が腐敗してしまうこともあります。

その腐敗を防ぐために全麹仕込みで行うことが広まっていき、泡盛を作るときに定着した仕込み方法になったと言われています。

米焼酎も暑い気候で作られているところもありますが、沖縄の暑さまでいかないこともあり、仕込みは二次仕込みとなっています。

ここにも米焼酎と泡盛の違いが表れていたんですね。

【04】同じ蒸留酒である米焼酎と泡盛の蒸留法の違い


米焼酎も泡盛も、おなじ「蒸留酒」ですが、米焼酎と泡盛では蒸留方法にも違いがあります。

泡盛は蒸留に2つの方法があり、単式蒸留と連続蒸留の2つの方法を用いられています。

米焼酎も泡盛も単式蒸留という点では一緒なのですが、その中でも2つの種類があり、常圧蒸留と減圧蒸留があります。

米焼酎ならば減圧蒸留がなされますが、泡盛は常圧蒸留が多いため、この点で2つのお酒に葉違いが出てきます。

減圧蒸留は蒸留機内の空気を抜くことで気圧を下げておき、40度から50度の低い温度で蒸留させる方法になります。

常圧蒸留は原料の旨味やコク、風味をしっかりと残すのが特徴となっています。

減圧蒸留で作られたものは軽くすっきりとした口当たりの良いお酒が出来上がります。

米焼酎はこのため口当たりもよくなっています。

常圧蒸留の場合は熟成効果が高く原料の厚みや深みやコクを出すことができます。

減圧蒸留がされている米焼酎はすっきりしていて口当たりがよく、常圧蒸留の泡盛はコクがある、という訳なんですね。

米焼酎も泡盛も、米を原料とした蒸留酒でとても似ていますが、味わってみると違いがあるのはこうした、米の種類や、麹の種類、仕込み方と蒸留法の違いがあるからだったのです。

   
この記事を書いた人
メンバー

最新記事

記事バナー3

関連するタグ