ベルギーとドイツのホワイトビールの違いは?ベルシャンホワイト・ヴァイツェンを知ろう!

今回はベルギーとドイツのホワイトビールの違いについてご紹介します。ベルジャンホワイト・ヴァイツェンを知ればもっとホワイトビールが楽しくなりますよ♪

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ベルギーとドイツのホワイトビールの違いは?ベルシャンホワイト・ヴァイツェンを知ろう!

流行りのクラフトビールのスタイルに「ホワイトビール」があります。

ホワイトビールは苦みが少なくフルーティなため女性にも大人気ですしょね!

そんなホワイトビールですが、よく見てみるとベルジャンホワイトやヴァイツェンなどと言った「??」な言葉が書かれています。

初心者からするとなんだかよくわからなく難しく感じてしまいますよね。

今回はベルギーとドイツのホワイトビールの違いについてご紹介します。ベルジャンホワイト・ヴァイツェンを知ればもっとホワイトビールが楽しくなりますよ♪

ホワイトビールはどんなビール?

最近では日本でもポピュラーになって来たホワイトビール。その一方で、どのようなビールなのかわからないという人もやはりまだまだ多いのがホワイトビールです。

ホワイトビールというから、ミルクのように白いビールなのかと思う人もいるかもしれません。しかしそうではありません。

小麦を原料に使っていて、白濁したビールのことをこのように呼んでいます。

普通のビールに比べると味わいがすっきりしていて、ホップの苦みが少なく飲みやすいビールです。

なぜホワイトビールと呼ぶのかというと、色がやや白く濁っているためです。タンパク質を多く含んでいるため、泡の持ちがいいのも特徴の一つです。

ホワイトビールは色が薄くはありますが、上面発酵のエールビールです。イギリスのエールやスタウトなどと同じです。

元々はやはりヨーロッパで作られており、特にビールで有名なベルギーやドイツは、このホワイトビールでもその名を轟かせています。

その他にもこのホワイトビールの特徴として、たんぱく質が多いという点が挙げられます。そのため泡が多く、淡白な色とふわふわの泡の組み合わせは、見た目にも如何にもビールらしくていいものです。

もちろん小麦を使うビールの中には、必ずしも白っぽい色でない物もあります。たとえばドゥンケルヴァイツェンなどはかなり濃い色をしていますし、クリスタルヴァイツエンなどは、白濁しておらず透明度の高いビールです。

ですから小麦を使うビール即ち白いビールとはならず、あくまでも白っぽい黄金色で、やや濁った感があるのがホワイトビールであると考えるといいでしょう。

ベルギーとドイツのホワイトビールの違い

ホワイトビールの有名な発祥地は2つあります。

ビール大国として知られる、
ベルギー
ドイツ
です。

両者には共通する点もありますが、互いに異なる点もあります。

ベルギー「ベルジャンホワイト」の特徴

ベルギーのホワイトビールはベルジャンスタイルホワイトまたはヴィットと呼ばれています。

代表的なブランドとして、世界で一番飲まれているホワイトビールとして名高い「ヒューガルデン」のホワイトビールがあります。

ヒューガルデン ホワイト 出典:Amazon

ヒューガルデン ホワイト

■品名 発泡酒(麦芽使用率50%以上)
■原産国 ベルギー
■アルコール度 4.9%
■内容量 330ml×24本

元々は15世紀から、ベルギーの首都ブリュッセル東部に位置する、ヒューガルデンで作られていたためこの名があります。

ベルギーはワインも作られていますが、元々麦の工作に向いた気候や土壌です。そのためパンと並んでビールも作られるようになり、最盛期には100以上の醸造所がありました。

しかし20世紀半ばに、一旦製造が中止され、その後再び作られるようになりました。

コリアンダーやオレンジピールを風味づけに使用しているのも、ベルギーのホワイトビールの特徴の一つといえます。

そのため風味はスパイシーで、癖があまりないので食中酒としても飲むことができます。

和食にもよく合いますし、魚料理や野菜、チキンなどとの相性もいいです。さっぱり系のデザートにもお勧めといえます。

飲み方は大体5度程度に冷やして飲むことが奨励されています。

ヒューガルデンの場合グラスは六角柱の形をしていますが、これは飲んでいる最中に、手の体温で温まらないように工夫された結果ともされています。

Hoegaarden ヒューガルデン オリジナルグラス 出典:Amazon

Hoegaarden ヒューガルデン オリジナルグラス

250ml 口径86mm x 高さ129mm

またヒューガルデン以外にも、「ヴェデット エクストラ・ホワイト」や

ヴェデット エクストラ・ホワイト 出典:Amazon

ヴェデット エクストラ・ホワイト

ビールタイプ: ホワイト・ビール
アルコール度数: 4.7%
原材料: 麦芽、ホップ、小麦、糖類、コリアンダー、オレンジピール

などのホワイトビールのブランドもあります。

このセレス・ホワイトに名前が冠せられているセレス氏は、ヒューガルデン復興の第一人者でもあります。

ベルギービール好きであれば、様々な種類のビールを楽しめることをご存知の人は多いでしょう。

まだベルジャンホワイトをまだ飲んだことがない人がいれば、一度試してみることをお勧めします。きっとホワイトビールのファンになってしまうでしょう。

   

ドイツ「ヴァイツェン」の特徴

14世紀ごろから作られているドイツのヴァイツェン(バイエルン地方の製品はヴァイス)は、ベルギーのホワイトビールのスパイシーさと違い、甘くフルーティな香りが特徴です。

バナナの香りにちょっと似ています。その他にバニラやクローブのような独特の香りもします。

このヴァイツェンのホワイトビールも苦味が少なく、さわやかな味わいが特徴です。このホワイトビールのことを、ヘーフェ・ヴァイツエンと呼んでいます。

有名なメーカーとしては、フランチスカーナーがあります。

フランツィスカーナー・ヘーフェヴァイス 出典:Amazon

フランツィスカーナー・ヘーフェヴァイス

アルコール度数:5.0%

また日本の銀河高原ビールも、このヘーフェヴァイツェンです。

銀河高原ビール 小麦のビール 出典:Amazon

銀河高原ビール 小麦のビール

原材料:麦芽 ホップ
アルコール度数:5%
お酒の製法/ベース/種類:ヴァイツェン

日本のブランドですので、どこでも手に入れることができ、気軽にホワイトビールを楽しめるのは魅力的です。

それでは、ヴァイツェンのホワイトビールにはどのような料理が合うのでしょうか。

それはやはり、ドイツのソーセージや酸味の利いたザワークラウトなどですが、それ以外にも相性のいい料理は多いです。

特にホワイトビールだけあって、重めの料理よりも軽めの方が相性がいいようです。

白ソーセージがいいという声もありますし、またあっさり目の料理ということで、お寿司やサラダと相性がいいという人もいます。

ベルジャンホワイト(ヴィット)同様、あまり料理を選ばないと言ってもいいかもしれません。またこのヴァイツェンのグラスも、ベルジャンホワイト(ヴィット)同様独特の形をしています。

こちらは背の高い、ほっそりした感じのグラスになっています。

ツヴィーゼル ヴァイツェンビアグラス 出典:Amazon

ツヴィーゼル ヴァイツェンビアグラス

サイズ:口径86×高さ255mm×満水時容量700cc
本体重量:440g
素材:トリタンクリスタル
原産国:ドイツ

500ミリリットルを注ぐと、ちょうど一杯分になるように作られていて、底の部分が狭く、飲み口が広い優雅なスタイルです。

ヴァイツェンは適温が10度ほどで、こちらはヴィットよりもやや高めになっています。これは、香りを際立たせるためです。

確かに甘いフルーツのような香りは、冷たく冷やすよりも、ほどほどにぬるめの温度である方が楽しめそうです。なおクリスタルヴァイツェンは、このホワイトビールを濾過した物です。

ベルギーとドイツのホワイトビールの違いをたのしもう!

以前はヨーロッパのビール、それも普通のラガーやピルスナーでなくて、独特の歴史と味わいを持つビールはなかなか手に入らず、国内で飲める所も比較的限られていました。

しかし今はネット情報もあり、こういう、かつてはレアな存在とされていたビールも、以前よりは簡単に手に入れることができるようになっています。

そして日本のビールメーカーもまた、このホワイトビールの製法で商品を作っており、日本に居ながらにして、お手頃価格で飲むことができるようになりました。

ビールといえば、ホップの苦味があって濃厚な物を好む人もいますし、ドライな風味を好む人もいます。これは人それぞれの嗜好です。

しかしいつものビールとは違った味を楽しみたい、あるいは、ビールは苦いのがどうも抵抗があるという人、とりわけ女性にはこのホワイトビールは正にお勧めといえます。

ビールとはこんなにおいしい物だったのか、そう思う人もいるでしょう。

特にビールを飲む機会が多い、1週間のうち4日から5日はビールを飲むという人は、1日だけこのホワイトビールにするという飲み方もあります。

こういう飲み方をすることで、改めてそれぞれのビールの美味しさがわかることもあります。

またヨーロッパへ旅行する予定がある人、特にベルギーやドイツに立ち寄る人は、地元でこのホワイトビールを楽しんでみてもいいでしょう。

本場のビヤホールで料理と共に楽しむビール、それも独自のグラスになみなみと注がれたビールはまた格別の美味しさです。

また醸造所によっては、見学ツアーを行っている所もあります。そういうツアーに参加してビールができる工程を楽しみ、できたてのビールを楽しむのもまた、貴重な思い出になるかもしれません。

   
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