知っているようで知らない!? 焼酎と日本酒の違いについて

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焼酎と日本酒の違いについて、「そんなの知っているよ!」という方が多いかも知れません。確かに簡単な説明ならできるかも知れませんが、もっと幅広く詳しく説明できるという人は少ないでしょう。焼酎や日本酒の違いについて、その製法の違いから飲み方の違い、二日酔いになりやすいのはどちらかなど、全体的に幅広く、詳しく知っていれば、それらを嗜むときに役立ちます。
それでは焼酎と日本酒の違いについて、これより説明していきます。

焼酎と日本酒、その作り方はどう違うのだろう?

焼酎と日本酒の違いで一番決定的なものは、その「作り方」にあります。お酒のカテゴリーとして焼酎は「蒸留酒」に入り、日本酒は「醸造酒」になります。前者の蒸留酒の仲間は焼酎の他、ウォッカにブランデー、ウイスキーなどがあり、後者の醸造酒の仲間は日本酒の他、ワインやビールなどがあります。
蒸留酒は酵母や麹を使ってアルコール発酵させた液体を加熱して湯気にします。その湯気にした状態で冷却し、また液体に戻すのです。これを「蒸留工程」と呼びます。
醸造酒にはその「蒸留工程」はなく、酵母や麹を使ってアルコール発酵させただけで作られたものになるのです。
この製法の違いによってどうなるのか後で紹介しますが、まず「作り方が違う」ということを押さえておいてください。
そしてその製法による違いはあるものの、どちらも日本における伝統的なお酒ということになります。昔は「般若湯」や「キチガイ水」などとも呼ばれていたこともありますが、飲む過ぎにはくれぐれもご注意!

焼酎と日本酒の製法の違いからくるアルコール度数について

先ほどの製法の違いからして、焼酎と日本酒にはアルコール度数にも違いがあります。焼酎のアルコール度数は20度から25度、日本酒のアルコール度数は15度前後となっています。よって焼酎はお湯やお茶などで割らないと飲めないレベルのアルコール度数であり、日本酒はそのままストレートで飲めるレベルのものです。これは焼酎が蒸留工程を経て、他の成分である不純物が飛ばされ、アルコールの濃度が高まるためです。それに比べて日本酒は蒸留をせずそのままアルコール発酵するため、せいぜい15度前後となるのです。
しかし日本酒には例外も存在し、アルコール度数が20度ぐらいまでになる「原酒」も存在します。これは日本酒が通常、水で薄められてアルコール度数を調整した状態で出されるのに対して、原酒の場合は水で薄めるということをしないためです。水で薄めていないぶん、日本酒であってもより濃厚で芳醇な味わいを楽しむことができます。
そして焼酎でもアルコール度数が20度の場合は、氷を入れてストレートに近い感じで飲むことができるでしょう。

実はたくさんある?焼酎と日本酒の原料の違いについて

焼酎と日本酒には原料にも違いがあります。
まず焼酎は大麦や芋などが原料として使われていることが多く、ほんのりフルーティーでクセのある独特な味わいを醸し出しています。ただし芋焼酎の場合は芋だけを使っているというわけではなく、米麹も使用されています。米麹は日本酒の原料ともかぶるわけですが、これは芋だけではアルコール発酵がしにくく、米麹によってその発酵を補っているという事情があります。そして有名な大麦や芋などの他、シソや蕎麦、黒糖、タイ米、ゴマ、栗やカボチャなど、相当に多種多様な原料が存在します。
次に日本酒では「日本」という名が冠されているだけあり、日本食の主食である「お米」が主原料に使われています。お米は糖質が豊富なため、日本酒の味わいはまろやかで優しい甘みが感じられるものとなっています。また日本酒の中にも色々な種類があり、清冽な味わいのものから芳醇な味わいのものまで、様々です。先にも紹介した原酒もその一例です。

焼酎と日本酒で二日酔いのなりやすさに違いはある?

焼酎と日本酒では二日酔いのなりやすさにも違いがある傾向があります。飲む量や割ることによるアルコール度数の調整次第という面ももちろんあります。しかし、焼酎には蒸留して不純物が少なくなったアルコールを使っているため、二日酔いにはなりにくいです。これはどういうことかというと、不純物が少ないアルコールの方が、肝臓が分解しやすいからです。元からお酒が飲めないという体質でない限り、ほぼ1種類の成分しか含まれていないアルコールなら、肝臓が易々と分解してくれるでしょう。
対して日本酒は蒸留させずにそのままアルコール発酵させているため、アルコールの中に色んな成分が発生している状態になります。何種類もの成分が入ったアルコールを一度に分解するとなると、肝臓には大変な負担がかかってしまうのです。そのアルコールの分解が間に合わなければ、翌朝までもちろん響くでしょう。
このように焼酎や日本酒には、二日酔いのなりやすさに違いがある傾向が分かりましたが、どちらの場合も飲み過ぎは禁物です。適量を守って健康に役立て、「般若湯」や「キチガイ水」にしないよう気を付けましょう!

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