古酒泡盛の歴史、飲み方、製造法!

  • メンバー
  • 更新日:
47view
favorite

お酒は好きだけど、「泡盛は良くわからない」「飲んだことがない」「古酒って何?」と言う人は多いのではないでしょうか?
確かに、お酒の中ではメジャーとは言えないかもしれません。

しかし、泡盛の事を知れば知るほど、興味がそそられるお酒だと思います。
この記事では、古酒泡盛にターゲットを絞り、歴史や製造方法、飲み方などについて記載しています。
また、古酒泡盛が非常に貴重で、価値のあるお酒であることがわかります。

泡盛は、もう沖縄のお酒ではなく、日本全国どこでも手軽に手に入ります。
この記事を通して、泡盛に興味を抱き、飲んでみたいという人が一人でも増えれば幸いです。

泡盛と古酒の関係

古酒の定義を辞書で調べてみました。
1 古酒とは、長い間熟成させた酒
2 清酒で、当年に熟成させた新酒に対して前年の酒。または3年以上貯蔵した日本酒。長期熟成酒ともいいます。
その他、古酒とは「こしゅ」「ふるさけ」とも読みます。

では、泡盛はどうなんでしょうか?

全量が、3年以上熟成した泡盛です。
以前までは、仕次ぎした場合でも、全量の半分以上が3年以上のように場合には、古酒泡盛と言われていました。
しかし、平成27年8月1日より「泡盛の表示に関する公正競争規約」という規定が変更されたため、全量が3年以上熟成されたものに変更されました。
要するに、泡盛に古酒という表記をする場合には、全量3年以上の条件をクリアする必要があるということです。
当然、以前の規約で市場に出回っている泡盛については、古いままの規約の泡盛が出回っている可能性もありましたが、現在平成31年なのでそれらの泡盛も、ほぼ3年以上(正確には2年と半年)が経過していると言えます。
泡盛でも、種類により値段が様々な理由が良くわかります。

ちなみに、古酒同士をブレンドするとどうなるでしょうか?

例えば、3年物の古酒泡盛と、10年物の古酒泡盛をブレンドしたとします。
これは、ブレンド比率に関係なく、3年物古酒泡盛となります。
仮に10年物が全体の50パーセント以上を占めていたとしても、10年物と表記してはいけません。

古酒泡盛の歴史

酒の蒸留技術は、15世紀位に琉球に伝わったとされます。
よってその頃から泡盛の生産がされていたとされます。
日本の戦国時代位から飲まれている事を考えると、非常に長い歴史を感じます。

しかし当時、泡盛は庶民が飲んでいたかと言うとそうではありませんでした。
日本や中国などの権力者に対する奉納品として献上されていたのです。
泡盛は、一般的に寝かせるたびに古酒として、その価値が上がるため、古酒泡盛はある意味では権力の指標になっていた可能性もあります。

時代が経過し、沖縄戦が終わり終戦を迎えると、原料の米が不足します。
当時は、主食の米は、非常に貴重であったためです。
1946年には沖縄が米国の許可を得て、泡盛の再開をはじめますが、原料がソテツやチョコレートの原料から摂れるデンプンでした。
どんな味だったのかはわかりませんが、お酒好きの自分としては、デンプンが原料のお酒にも興味をそそります。
今、当時のお酒が出回れば、意外に珍しさから売れたりするかもしれません (笑)

その後、日本の復興とともに、泡盛が世に流通し、現在では日本国内どこでも手に入れることが可能です。

古酒泡盛の美味しい飲み方

古酒泡盛は、度数が高いため色々な飲み方ができます。
その中でも、定番のストレート、ロック、水割りについて紹介します。
1 ストレート
  一般的な物でも30%以上はあり、古酒だと40%以上のものが大半です。
  そのため、初めて飲む人や、お酒に強くない人は厳禁です。
  気が付いたら、病室でというありきたりのパターンになるばかりか、最悪の場合はご想像におまかせします(笑)
  しかし、ストレートの魅力は、お酒本来の味を楽しめるところだと思います。
  特に、貴重な古酒ですと、初めの一口はストレートで、その長い歴史を舌で味わいたいものです。

2 ロック
  冷やしても温めても楽しめるのが、泡盛の特徴です。
  氷で冷えた飲み越しに、後で程よく体が芯から温まってきます。

3 水割り
  本場の沖縄県人でも、水割りで飲む人は多いと言われています。
  特にお酒の強くない人は、水割りでも十分に泡盛の美味しさを味わえます。
  良く居酒屋などでは、4:6や5:5などが多いといえますが、自分はお勧めできません。
  やはり、飲む人が、自分のその日の体調やなどに合わせれるのが水割りのいいところです。
  ぜひ、自分独自の黄金比率を見つけ出しましょう。
  ちなみに、僕のお薦めは、6:4のやや濃いめです。  

泡盛の原料と製造法

最後に泡盛の原料について紹介したいと思います。
「お酒に原料なんか関係ない!美味しければいい!」と言われそうですが、原料などを知っていればお酒を飲んだ時に、より深く泡盛が楽しめ印象も変わるのではないでしょうか。
また、ウンチクが増えれば、異性とのデートの際にスラっとカッコ良く言えたりします。
ウザがられない程度にですが (笑)
 
泡盛は、米(タイ米)と黒麹菌を使用し、全麹仕込みと単式蒸留で作る焼酎です。
この黒麹を使用して製造するところなどは、沖縄独特な印象を与えます。
黒麹は防腐剤的な効果ももたらします。
というのも、製造過程で黒麹はクエン酸を放出し、これが雑菌などの繁殖を防止するためです。

タイ米(インディカ米)と黒麹菌を使って米麹を作り、発生するデンプンを糖化し、酵母菌でアルコール発酵させもろみを作り、そのもろみを一度だけ蒸留(単式蒸留)します。
また、タイ米が使われているのも理由があります。
タイ米は、一時チャーハンなどで流行りましたが、理由は同じコメがパサパサとしていて粘着きが少ない点です。
これが製造機での加工に向いているというわけです。

この記事を書いた人
メンバー

最新記事

記事バナー3