さようなら平成!31年間をビールと共に振り返ったら暮らしの変化が見えてきた!

働き方改革やライフスタイルの自由化に伴い変化してきた「ビール」を振り返ると、私たちの暮らしがこの31年間で大きく変化していた事が見えてきました!今回は、平成2年生まれのあーちゃんが「ビール」と共に平成時代を振り返ります!

  • あーちゃん
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さようなら平成!31年間をビールと共に振り返ったら暮らしの変化が見えてきた!

2019年。31年続いた平成と、とうとうお別れの年になりました。平成生まれの私としましては、「私平成生まれなんで!」なんてドヤ顔ができなくなってしまう事が何より悲しい現実ですが、新しい元号になるという事でなんだかワクワクもしちゃいますよね。

約31年間続いた平成という事で、平成に生まれて平成に出会って「平成に結婚したい!」という事で最近は結婚ラッシュのようですね。そういえば私の友達もどんどん結婚してました(笑)結婚式に参加する度に「笑顔の絶えない家庭を作りたいです!」という月並みなセリフを聞いては「あれ?デジャブかな?」と思ってしまいますが、そんな笑顔の絶えない家庭になくてはならないのがお酒ではないでしょうか。

特に、「ビール」は毎日晩酌でお世話になっているという呑んべぇさんも多いですよね。そんな呑んべぇの友達「ビール」も31年間続いた平成で様々なトレンドが生まれました。働き方改革やライフスタイルの自由化に伴い変化してきた「ビール」を振り返ると、私たちの暮らしがこの31年間で大きく変化していた事が見えてきました!

今回は、平成2年生まれのあーちゃんが「ビール」と共に平成時代を振り返ります!

バブル崩壊後の暮らしを支えた「発泡酒」★平成序盤(平成元年~平成14年頃)★


画像出典:https://www.paylessimages.jp

平成の始まりはバブルの崩壊からでした。平成3年に崩壊したバブルは、私たちの食卓にも多大な影響を与えました。とはいえ、私は平成2年生まれなので、生まれてすぐにバブルが崩壊したおかげで「あの頃はよかったなぁ」とよくお父さん達がいうバブル時代を知りません。ただ、ビール市場を覗き見てみるとバブル崩壊後の日本人の暮らしがなんとなく垣間見れました。

というのも、昭和55年には10%未満に過ぎなかった缶化率が昭和64年には30%を超え、平成9年にはなんと!50%を上回ったのです。瓶ビールに比べて缶ビールの方が安いってだけではなく、外食での出費を減らすために家での食事が増えたことが想像できますよね。

さらに平成6年には、サントリーから発泡酒「ホップス」の販売が開始されました。発泡酒は味や香りはビールに似ていながら、価格はビールの約3分の2!という安さが人気を呼び、発売当初は6%ほどだった出荷量が、平成10年には15%にまで急上昇しました。

ここから平成の食卓を支えた発泡酒の歴史が始まったんですね。おいしいビールは呑みたいけど、お財布的にちょっと厳しい…そういった世の中のニーズに答えて誕生した発泡酒はまさに平成の始まりを形にしたようなお酒ですね。

苦しい中でも自分らしい暮らしの欲求から生まれた「新ジャンル」★平成中盤(平成15年~平成22年頃)★


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いつまでたっても出口の見えない不況の中で、生活に不安を抱きながらも「自分らしい暮らし」「理想のライフスタイル」への欲求がどんどんと人々の心に芽生えてきたのが平成15年~平成22年頃です。低価格指向はますます強まっている中、平成15年には発泡酒の税率が引き上げられ家庭へのストレスはたまる一方。そんな中で生まれたのが、新ジャンルと呼ばれる第三のビールです。

バブル崩壊という不安から始まった平成でしたが、そんな曇りきった時代の中でも「自分らしいライフスタイル」に希望を持った消費者は今までの発泡酒よりもさらに手軽に楽しむことができるすっきりとした味わいを求める傾向が強まりました。そこで、各ビールメーカはしのぎを削り新技術を駆使し、ビール風味のアルコール飲料として”第三のビール”を作り上げました。

平成15年に発売されたサッポロビール「ドラフトワン」を皮切りに、各メーカーらから続々と”第三のビール”が発売され始めました。このドラフトワンは不況の時代にありながら「安いビール」というコンセプトではなく「新時代のビールテイスト」として研究を重ね生み出された商品です。

どんなに暗く沈んだ時代でも「希望を持って頑張ろう!」という、強い思いが感じられますね!

節約思考からプレミアム思考!いい物を必要なだけなシンプルな暮らしへのシフトで生まれたプレミアムビール★平成中盤(平成15年~平成22年頃)★


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節約志向でつもりに積もった家庭のストレスが発散され始めた平成中盤の頃、ビールへの需要もだんだんと変わってきました。できるだけ安く…という思考の中から、値段よりおいしいビールが呑みたい!というプレミアム思考が生まれてきました。

このころから、だんだんと「もの」に対する考え方が二極化してきたのがこの平成中盤の特徴ではないでしょうか。

ただ生きるだけではなく健やかに生きる事に注目が集まって生まれたゼロ・オフ商品&ノンアルコール★平成終盤(平成22年~平成30年)★


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価格重視の発泡酒から、暗い気持ちを吹き飛ばすようなすっきりした呑みごたえの新ジャンルに格好がシフトして、生活の充実感を高めるプレミアムへとトレンドが変わってきた平成のビールの歴史は、終盤に差し掛かると「ゼロ・オフ」「ノンアルコール」といった体の健康を考えたキーワードに変化しました。

「健康寿命」という言葉が世の中にだんだんと浸透してきたことに伴い、ビールのプリン体や糖質をカットした「機能性ビール類」が注目を集めるようになりました。特にサッポロビールは早々から、人々が健康志向に変化したことを察知していち早く「ゼロ・オフ商品」の発売を開始しました。その名も、サッポロビール「極ZERO」!「プリン体0.00・糖質0」を初めてうたった「極ZERO」は瞬く間に人気の商品と成長しました。

「健康寿命」が注目され始めたのと同時に、「休肝日」を作ろう!という考え方もだんだんとメジャーになってきました。今までは思うがままに毎日ガブガブビールを呑んでいた呑んべぇさんも「体の為…」と、1日2日アルコールを摂取しない肝臓を休憩させる日を意識的に作り始めました。その結果、注目されるようになったのが「ノンアルコールビール」です。

今ではコンビニでも各メーカーのノンアルビールが置いてあったり、レストランなどでもメニューに載っていたりとメジャーになったノンアルビールですが、発売が始まったのは、平成21年の事でした。キリンビールからアルコール0.00%飲料が発売されたのを皮切りに、各メーカーから続々とノンアル商品が発売され始めました。さらに平成27年には特定保健用食品(トクホ)史上初ノンアルコールビールテイスト飲料「SAPPORO+(サッポロプラス)」が発売され、さらに機能性のアルコール0.00%商品の市場が注目されるようになりました。

安さよりも個性で選ばれる自由度の高い個性的なビール★平成終盤(平成22年~平成30年)★


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平成の終盤に差し掛かり、ビールの自由度はさらに広がりを見せました。平成30年4月のビール定義変更です。

今までのビールの定義は、麦芽の使用比率を67%以上と定め、副原料として使えるものは麦、米、トウモロコシ、でんぷんなどに限定されていました。しかし、平成30年4月のビール定義変更より麦芽の使用比率が50%以上であればビールとして販売ができるようになったのです。

さらに、果実・香辛料・ハーブ・食塩・かつお節など10項目の副原料が香りや味付けに使用可能になり従来のビールの苦みや香りがあまり好みではなかった女性や若者からの支持が広がりを見せ始めます。

生き方の多様化に応じた「自由なビール」で終わった平成


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「明治人」や「大正デモクラシー」、「昭和ひと桁生まれ」などといった平成をイメージさせるキャッチフレーズがなかったり、約390年間続いた平安時代や、約260年間続いた江戸時代と比べると、めちゃくちゃ短く感じてしまう約31年間というなんとも味気ないように思われる平成ですが、私たちの食卓と深く関わりを持つビールの歴史と共に振り返ってみると激動の中で私たちが未来に希望を持った時代だったといえるのではないでしょうか。

それぞれが、それぞれの人生を見つめて多様な生き方・ライフスタイルが生まれ、多様なライフスタイルに対応すべく働き方も改善され、「バブル崩壊」という絶望の中から始まった時代ながらもそれをバネにして「もっとより良い生き方を模索しよう!」という人々の強い思いがビールの変化や多様化の中に感じられます。

もうすぐ新しい時代を迎える日本ですが、これからもどんどんと新しいビールやお酒が生まれ、私たちそれぞれのライフスタイルを充実させてくれるような素敵な出会いが待っていると思うとなんだかワクワクしてきますね!

これからもお酒メディア【呑んべぇ】は、呑んべぇの皆さんのお酒との新しい出会いを応援すべくお酒に関わる楽しい肴(話題)を発信してくので、どうぞよろしくお願いします!

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あーちゃん

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