焼酎と泡盛の違いは原料だけじゃなかった!世界唯一のあるものを使った沖縄だけの特別なお酒を楽しもう!

焼酎は好きだけど、泡盛はあんまり呑まないかもぉという呑んべぇさんでも、焼酎と泡盛の違いを知れば思わず今日の晩酌には焼酎と泡盛を並べて飲み比べがしたくなってしまうちょっとしたトリビアをどうぞ♪

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焼酎と泡盛の違いは原料だけじゃなかった!世界唯一のあるものを使った沖縄だけの特別なお酒を楽しもう!

沖縄のお酒といわれて一番に思い浮かぶのが「泡盛」ですよね!でも、「泡盛」って結局と同じなんじゃないの?って思ったことありませんか?原料の違いだけが焼酎と泡盛の違いなのかと思いきや、実は作り方にも大きな違いがありました!

焼酎は好きだけど、泡盛はあんまり呑まないかもぉという呑んべぇさんでも、焼酎と泡盛の違いを知れば思わず今日の晩酌には焼酎と泡盛を並べて飲み比べがしたくなってしまうちょっとした豆知識をどうぞ♪

焼酎と泡盛の違いに関わる日本の歴史

原料はどちらも『お米』です。しかし、それぞれ種類が違うのはご存知でしょうか?

焼酎は日本米、泡盛はタイ米を原料にして造られています。では、なぜタイ米が使用されているのでしょうか。そこには日本の歴史が深く関わりを持っていました。

1867年といえば、日本人であればだれもが知っている重要な事件「大政奉還」により幕府が終了した年です。歴史の教科書でこの数字を見たとき、「なんで1876年にしてくれないんだよ!覚えずらい!!」と思ったことを今でも鮮明に覚えています(笑)

話を戻して、江戸幕府が幕を閉じ、明治時代が始まりました。明治時代以降は貿易により外国産の米が輸入されるようになりました。それによって唐米(中国や韓国のお米)が泡盛の原料として使われるようになります。しかし明治時代末期から唐米の値段が高騰。代わりにベトナムや台湾などアジアの米が輸入され、泡盛の原料になりました。

そして、さらにときは流れ大正の末期になり、タイ米が輸入され始め、昭和の頃には泡盛の原料として定着しました。

その中でも、タイ米が泡盛の原料として使われる理由は日本米よりも
①硬質であること
②温度管理がしやすいこと
③当時の他の米に比べ収穫量が多いこと
硬質である事は麹菌をまんべんなく全体に混ぜることが容易になり、更には温度管理がしやすくなります。糖質が多いことは麹菌の増殖量が多く、アルコール量が多くなります。このことから、泡盛のほとんどにタイ米が使用されているのです。

世界で沖縄だけ!焼酎とは違う泡盛の【黒麹】

焼酎や泡盛を造るには、麹が必要不可欠です。麹は、お米に含まれるでんぷんを糖質に分解してくれます。

この時に分解されたものがアルコールになります。そこで、泡盛に使われているのが【黒麹】と呼ばれる麹菌です。実は、この【黒麹】、世界広しと言えど【黒麹】のみを用いてお酒を造っているのはなんと”沖縄だけ”!!という事です。日本人としてなんだかちょっと誇らしい気持ちになりますよね。

黒麹菌はお米を糖質に分解すると同時に非常に強いクエン酸を大量に作り、もろみの腐敗を防いでくれます。これが、泡盛が飲んだ時の香り風味につながります。泡盛というと沖縄が有名ですが、高温多湿が特徴の土地であり菌が繁殖しやすい環境にあります。そのため、沖縄では黒麹のみが使用されてお酒造りが行われているのです。

一方焼酎はというと、【黒麹】ではなく【白麹】を使用しています。ですが、明治時代の後半には九州各地で【黒麹】を使った焼酎造りが盛んにおこなわれていました。【白麹】はというと、昭和に入ってからと意外と歴史が浅いのです。

【黒麹】から【白麹】へと移り変わった背景としては、やっぱりその使い勝手の良さがありました。【黒麹】はその名の通り、黒い菌糸で服や室内を黒く汚してしまう事はもちろん、お酒作りの際にお米に混ぜるときには、なんと鼻の穴まで真っ黒になってしまうという事もあったそうです。

作り方にもあった!焼酎と泡盛の違い

原料に違いがある焼酎と泡盛ですが、実は仕込みの工程にも大きな違いがありました!

焼酎の作業工程

まずは、蒸したお米に麹菌をまぶし、糖化させます。ここで出来たものを「米麹」といいます。

「米麹」に“水”と“酵母”を加えると、『もろみ』ができます(=一次仕込み)。

そこに、主原料+水をを加えて発酵させます(=二次仕込み)。

泡盛の作業工程

一方泡盛は、原料である米をすべて「米麹」にし、酵母+水を加えて発酵させます(=全麹仕込み)。

余談ですが、二次仕込みの主原料の違いで“米焼酎”や“芋焼酎”と種類が分かれるのです。

今日の晩酌は呑み比べ!焼酎と泡盛で違う!おいしい呑み方

焼酎のおいしい飲み方は?

 

焼酎本来の味を堪能したい

  
ロックロックグラスを冷やし、氷に焼酎をかけるように注ぐと、より一層おいしくいただけます。さっぱりと 水割り割合によりさっぱり具合が大きく異なります。自分の好きな割合を見つけるために飲み比べてみるのも、楽しいですね。

まろやかに 

 
お湯割りお湯割りにすることで、湯気とともに香りが豊かに感じられます

ツウな飲み方・大葉唐辛子割 

 
ロックグラスに大きめの氷、大葉1本、唐辛子1本を入れ、焼酎を注ぎます。大葉の香り、そして唐辛子の刺激がクセになります。

フルーツポンチ 

 
大きめのグラスにクラッシュアイスを入れ、そこにお好みのフルーツを入れます。柑橘系がおすすめですが、手軽に缶詰フルーツを入れてもおいしく仕上がります。

泡盛のおいしい飲み方は?

 
泡盛の基本の飲み方は水割りとされています。黄金比率は、泡盛:水=4:6です泡盛は度数が高めで、なかなか手が出しにくい方は、ぜひ黄金比率でおいしく召し上がってみてはいかがでしょうか。また、「比率を計算して水割りを作りたい!」そんな方は、【水割り比率の計算ソフト】なるものがあるので、ぜひ利用されてみてはいかがでしょうか。

ツウな飲み方・ウコン茶割

 
お酒を飲む席には揚げ物が多いかと思います。ウコン茶割はさっぱりと飲めるので、油料理にもとても合います。

ジュース割

 
泡盛にまだ慣れない方や初めて泡盛を飲む方には、非常に飲みやすい口当たりになるので、おすすめです。

パーシャルショット

 
夏に泡盛を飲む際には、この飲み方がおすすめです。アルコール度数が40度以上の泡盛はトロッと、25度前後の泡盛えは、シャーベット状になります。バニラアイスを添えて食べると、生きてる喜びを感じるほどに幸せな気持ちになりますよ。

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