ウィスキーの基本の飲み方とウィスキートゥデイ

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ウィスキーの基本の飲み方とウィスキートゥデイ

ウィスキーと聞けばどんな場面を思い浮かべますか?古い映画の中でも大物や金持ち、そして主人公が機嫌の良い時、雨の夜、悩みがあったり疲れている時にしみじみと飲んでいる場面がよくあります。

ウィスキーはじっくりと向き合うことに適しているアルコールだといえるでしょう。喉越しを楽しむ飲み物ではありませんし、そもそも度数がとても高いのでぐいぐい飲むには適していません。

深くて独特の香り、そして濃厚な味を口の中に広げて楽しむお酒です。何となく手が出なかったけれど、挑戦してみたいという方は、少しずつ飲み方を試してみて、自分のお気に入りを見つけてください。基本的な飲み方とおすすめしたい飲み方を紹介します。

【ウィスキーの基本的な飲み方その1】ストレート

ストレートはニートとも言い、ウィスキーをそのまま飲んで本来の風味をじっくりと楽しむ飲み方です。そもそもウィスキーは人間が製氷機を発明する前から飲まれていますから、これが飲み方としては基本にして王道と言われます。

まずは選んだウィスキーをストレートグラスに注ぎ、グラス越しにその色を目で味わって下さい。どんなウィスキーでもまったりとした美しい色をしていますから、落とした照明の光にすかしたり手の上に乗せてみたりしてまずはその綺麗な色彩を楽しみます。

そして次は香りです。独特の香りを鼻で味わいましょう。しかしこの時に、急に強く嗅いだりしないことが大切。ウィスキーはアルコール度数の高い飲み物で、40パーセントから60パーセントほどありますので、そのまま気化したものを吸い込むとかなりきついショックがきてしまいます。軽く嗅ぐくらいで良いです。

色と香りを楽しんだら、ゆっくりと一口ずつ味わってみて下さい。直ぐに飲み込むのではなく、口に含んでから体温で香りを立たせ、それが鼻から抜けたら飲み込むという感じです。なお、ストレートで飲むときにはチェイサーと呼ばれる水や炭酸水を用意しましょう。

ウィスキーを飲んだ後にこのチェイサーを飲むことで、口の中に風味が広がります。そして勿論、アルコールによる脱水症状を抑える目的もあります。ウィスキーとチェイサーを交互に飲むことで強いアルコールによって痺れた舌がリフレッシュし、美味しさを味わえるのです。

なお、濃厚なウィスキーには冷たい水を、甘みのあるウィスキーには常温の水がおすすめです。ミネラルウォーターで十分ですが、好みで炭酸水でも美味しいですよ。

【ウィスキーの基本的な飲み方その2】ロック

ストレートはちょっときつい、もしくは冷たい飲み物が好き、という方はオンザロックを試してください。ロックとは氷のことで、大きめの氷をふたつほどグラスの中に落としてウィスキーを注ぎます。この飲み方で大切なのは、冷たさです。

グラスが温かいと氷が早く溶けて濃度が薄くなってしまいますから、先にグラスをしっかりと冷やしておきましょう。急に思い立ってグラスを冷やしていない時には氷水で一度グラスを冷やしましょう。ロックに使う氷はコンビニエンスストアで売っているロックアイスで十分ですが、用意できるのであればウィスキーに触れる氷の表面積が少ない丸い形のもので硬い方が、味がまろやかになるのでおすすめです。

ロックを作るときのポイントとしては混ぜすぎないことです。あまり混ぜると氷が溶けてしまい、楽しむ間なくウィスキーが薄まってしまいますから注意しましょう。そしてロックでもチェイサーは準備します。音を立ててグラスを揺らし、軽やかな音も楽しみながらゆっくりと味わって下さい。

【ウィスキーの基本的な飲み方3】トゥワイスアップ、ハイボール

プロのブレンダー達が香りを確かめるための方法でもあるのがトゥワイスアップです。これは氷はいれずに常温のウィスキーと水を1対1で割る飲み方で、水を加えることによって香りが立ち上がるのを楽しむ飲み方です。

グラスはワイングラスやシェリーグラスを使うことがおすすめで、静かにグラスをゆすりながら香りを立てて飲みましょう。水によってアルコール度数が下がりますので、より細かい味覚に気がつくでしょう。初めてのウィスキーを試すときにはこのトゥワイスアップが最適だと言われています。

そして一般的にウィスキーの飲み方で広く知られているのがハイボールです。これは日本では炭酸で割ったウィスキーを指し、発泡する炭酸によって香りが一気に広がります。居酒屋などでも気軽に飲めますね。

これもロックと同じで作るときに混ぜすぎないように注意しなければなりません。ポイントはグラスとウィスキーを冷やすことで、ウィスキーを冷やしている内に氷が溶けてしまったら一つ二つ足しましょう。混ぜすぎないのは炭酸の気泡を潰さないためでもありますから、ウィスキーと炭酸を混ぜるのはマドラーで一回まわす程度で十分です。

ソーダの種類によって香りや味が変わりますし、アルコール度数もかなり落ちますので初めての方も飲みやすいでしょう。ハイボールを作るときには価格が手ごろで若いウィスキーを選ぶのがおすすめです。

【ウィスキーのおすすめしたい飲み方】ウィスキートゥデイ

焼酎や日本酒、ワインだけでなく、ウィスキーにもお湯割りがあります。ウィスキートゥデイはホットウィスキーとも言われ、普段は気がつかない微細な香りと味が楽しめる飲み方です。またキンキンに冷やさないので内臓にも優しい飲み方と言えます。冬の雨の夜には温かいウィスキーで身も心もまったりと温まるのは如何でしょうか。

作り方は、先にウィスキーをグラスに注ぎ、同量から3倍ほどの量のお湯を注ぎます。この時沸騰したての熱湯を使ってしまうとグラスが割れてしまったり香りなども消えてしまうので、70度から80度ほどの温度にしましょう。

ホットウィスキーは柑橘類やスパイスなどと相性が良いので、シナモンスティックをいれたりレモンを絞ったりして楽しみましょう。少し変わったところでは、牛乳や紅茶で割っても美味しくなることでしょうか。

風邪の引き始めは眠る前などには、飲む点滴とも言われている甘酒で割るのもよいでしょう。食欲がない時、疲れている夜には甘めのウィスキートゥデイでほっこりしてください。

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